Digitrax SoundFXデコーダ用Sound Project File/キハ181-Aご紹介 モデルランド田中/2013.11.1 ◆本spjファイルのSDF(サウンドプログラム)は当店のお客様日立みさと様が作成したものです。 ◆対象デコーダの形式/種類: Digitrax 4Mbit/8Mbit/16Mbit SoundFXデコーダ ◆SPJ(Sound Project File)名: kiha181-A ◆推奨利用車種: キハ181系気動車 ◆ファイル内容:  当店でキハ181系用に独自に編集した音データ(wavファイル)を、電車用SDF(SoundFXデコーダ 用のサウンドプログラム-お客様作成)ベースのspjファイルに、入れています。  サウンドタイプと収録音データは下記のようになっています: 001 アイドル音 => キハ181系のエンジンアイドリング音、 002 走行開始/加速音 => キハ181系のエンジンの加速音1、 003 力行音 => キハ181系のエンジンの走行音、 004 力行OFF => キハ181系のエンジンが力行からアイドルになる時の音、 005 車両選択(エンジン始動)音 => キハ181系のエンジンスタート音、 006 F8(ブレーキ減圧音) => 気動車の自動空気ブレーキの減圧音*、 007 車両解放(エンジン停止)音 => キハ181系エンジンが停止する時の音、 008〜010 F2(警笛開始)/F2(警笛反復)/F2(警笛終了) => キハ181系のホーンの音、 011 F3(繰返音-未使用予備) => 未使用、 012 再加速 => キハ181系エンジンがアイドルから力行に再加速する音、 013〜015 F4(コンプレッサー始動)/F4(コンプレッサー反復)/F4(コンフプレッサー終了) => 未使用、 016 F5(エア抜き音) => キハ181系のエア抜き音、 017 F6(ドア音) => キハ181系の折り戸の開閉音、 018 F1(未使用予備) => 未使用、 019 F7(発電エンジン音-開始) => キハ181の発電機用エンジンの始動音、 020 F7(発電エンジン音-反復) => キハ181の発電機用エンジンの運転音、 021 F7(発電エンジン音-終了) => キハ181の発電機用エンジンの運転音。 *: お客様(東様)ご提供 ◆ファンクション: F0- ライトON/OFF、 F2- 警笛、 F5- エア抜き音、 F6- ドア音、 F7- 発電機用エンジン音、   F8- 自動空気ブレーキの減圧音(スロットルがゼロでないときにONにすると走行音に替 わって発生し、スロットルをゼロにすると鳴り止みます) F1,F3,F4,F9〜F12-未使用。 ◆サウンド関係のCV値: []内の値は既定値---デコーダリセットを行ったときの値; CV58 マスターボリューム 1-15 [9] CV140 動力音のボリューム(=60程度がよいです) 1-64 [40] CV141 F1の音のボリューム 1-64 [60] CV142 F2(警笛)のボリューム 1-64 [64] CV143 F4の音のボリューム 1-64 [64] CV144 コンプレッサーの動作間隔 1-127 [60] CV145 コンプレッサーの動作時間 1-64 [15] CV146 F3の音のボリューム 1-64 [55] CV147 F5の音のボリューム 1-64 [60] CV148 F6の音のボリューム 1-64 [60] CV149 F7の音のボリューム(=55程度がよいです) 1-64 [60] ◆キハ181の編成へのデコーダ搭載例 【短編成(3〜4両)】サウンドは中間車(M/T)の1両のみでもよいと思います。この場合、走行エンジン 音のボリューム(CV140)と発電エンジンのボリューム(CV149)のバランスを調整するとよいかもしれません。 【長編成(5両以上)】先頭車を含め1両置き程度にサウンドを入れるのが望ましいです: ・キハ181(先頭車)にSDN144(N用)、SDH164(HO用)を使用する場合は、モータリード線にはダミー抵抗 (300Ω/1w程度)を入れ、サウンドとファンクションの機能だけで使います。 ・キハ180(中間車)は、警笛と発電エンジン音は不要ですので、当該音のボリュームのCV値=1に設定し て音が出ないようにします。  ◆備考 (1)走行音について: アドレスを選択すると「車両選択音(エンジン始動音)」を発した後、「アイドル音」に変わります。F7で発電 機エンジンを始動させ出発です。 スロットルを上げると「走行開始」音がして走り出し、スロットルを上げ続けたり、一定にしておくと、 やがて「力行音」に変わります。 しかし、「走行開始」音や「力行音」の最中でも、スロットルを少しで も下げると、「力行OFF」音がして「アイドル音」に変わります。 「アイドル音」で走行中(惰行)に、スロットルを上げると「再加速」音がして「力行音」になり、スロット ルを下げた場合は「アイドル音」を継続します。「再加速」音の最中にスロットルを下げると、「力行 OFF」音がして「アイドル音」に変わります。  アドレスを開放すると、走行エンジンの停止音がして無音となります。 (2)自動空気ブレーキの減圧音(F8)と車両の動きの連動:  F8の自動空気ブレーキの減圧音は、スロットル位置がゼロ*でないときにONにするとそれまでの 走行音が自動空気ブレーキの減圧音(背景音としてアイドリング音も鳴ります)に変わり、所定の時間 (2.2秒)鳴り、鳴り終わる前にスロットルをゼロにすると鳴り止みます。 鳴り終わった後もスロットル がゼロでなければ、アイドル音が継続します。 自動空気ブレーキの減圧は、ブレーキが掛かるのを抑止しているブレーキ管の空気圧を減圧して ブレーキが掛かるようにするため行われるので、停車したいとき等に減圧音が出ますので、減速/停 止したいときはF8をONにし、音に合わせてスロットルで速度調節しながら停車して下さい。 *:D101ではスロットルの目盛りのゼロより上(10前後)までゼロの状態が続きます。 (3)D101やUT4等の可変抵抗器(ボリューム)を使ったスロットルは、経年劣化などでスロットル(抵抗値) が不連続になったり、一定位置の保持がちょっとした振動で微小にズレたりして上記のスロットルの 上げ下げによる音のコントロールがうまく行かない場合があります。 スロットルがエンコーダー方式の DT402では、確実に出力ステップを刻みますのでコントロールも確実になります。 ◆モデルランド田中は、この資料とkiha181-Aの各.spjファイルの内容、これらを利用して引き起こ される結果に対し責任を負いません。