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拘りの人の拘りを聞く「拘りの鉄」
「CANDYSLOT」
第54回 「緊縛」 kiki氏

 

はじめまして。CANDYSLOTのkikiと申します。
今回「拘りの鉄」の第54回を「緊縛」というお題で担当させていただくことになりました。
自分なりの拘りをここで少しお話出来たらと思っています。よろしければおつきあい下さい。

亀甲縛り。ちょっと慣れたら自分でこんな風に縛れます。縄目が綺麗で大好き。

昔から、梱包や靴ひもなんかのぎっちり縛った結び目って単純に綺麗だなーと思っていたのですが、はっきりと「緊縛」という行為が好きだと意識したのは月岡芳年や伊藤晴雨の絵がきっかけでした。
縄目の美しさや、縛られた女性の、苦しいというより恍惚とした表情に魅入られてしまいました。
あと、読んだ本に「着物は究極のボンデージ」というくだりがあって、なるほどと納得。確かに縛って着るし、それが着乱れた様子なんかは物凄くエロティックだし。ほどけかけた紐や絡みつく縄は見ていてドキドキします。
そんなこんなで緊縛という行為は私の中で一番心ときめくシチュエーションになりました。
縛られた着物の女性を描くのが好きなのはここら辺の影響が強いです。洋服や下着姿を縛るのも好きですが、着物姿はどこか妖しくて気持ちがざわざわします。その気持ちは春画を描き始めた昔から全然変わっていません。
特に縄目と縛られて乱れた着物や髪の毛を描くのが好きで、緊縛とはちょっとずれますが髪の毛を一本一本延々描くのもこのせいかなと。
とにかく縄目や髪の毛を延々描いていると目もまわりますが、ちょっとしたエクスタシーでもあります。

文章で説明するのがどうにも苦手なので、絵を見て頂ければ分かるかなと。
私が描く緊縛絵はだいたい3通りなので、順を追って話していきたいと思います。

縛って吊るしてみたりとか。

柱にくくりつけてみたりとか。

これらはいわゆる観賞用。女性を縛って吊るすも良しそのままでも良し転がすも良し。縛られた体の美しさを堪能する行為ですね。
色々な縛り方があるのですが、描いてるうちにほとんど我流になるような。本当はここ縛ると痛いだろ苦しいだろって事になってたりもすると思いますが、そこら辺は生暖かく目守って下さい。
着衣緊縛が好きなのでだいたい何かしら着ています。着物だったり洋服だったり。シチュエーションや短い話などを色々考えながら描くのは本当に楽しい時間です。
性的な絡みは一切無く、酷い拷問にならないように、ただ縄を描きたいという煩悩に任せて縛ります。
本来の縛り方ではどうなのか分かりませんが、ぎっちり縛った結び目をたくさん作ってみたり、余った縄が体に巻きついて絡むのが好きで、
華奢な女性ばかり描くのでいまいち分かりづらいのですが、縄が肌に食い込む感じも大好きです。

 

捕えた獲物は逃がさない、みたいな。

サイトで描いている縄を絡めた四十八手の一枚です。これは首引恋慕。
両手足縛って犯す形の理非知らずを描いた時ものすごく楽しくて(笑)いっそ全部に縄を絡めてみようかなと思って描きはじめた連作です。
とにかく、赤い縄が好きなんです。もはやフェチです。女性の白い肌に映えて綺麗だな、と思うんです。
カラーで描くとほとんど赤い縄になるし、モノクロ基調の絵も、体の部分部分に加えて縄も赤くします。
そしてこのタイプの緊縛絵だと、縄で縛ることでお互いを縛りあうというか結びつけるような、そういう使い方で描いています。
だから縛り方も全く無くて、ただひたすらぐるぐる巻いてぎっちり縛って。首輪手枷足枷のイメージです。
ひたすら縄を描けるのと、縄にもその人物の感情を込められるような気がするので、こういう絵を描く時が一番楽しいです。
運命の赤い糸って言いますけど、コレは赤い縄。糸より太いし捕まったら逃げられない。みたいな。

 

たまにはこんなプレイも悪くない。

日常のちょっとした延長という感じの緊縛もの。腕を縛って動けなくした女の子を抱く絵も好きです。
リボンやスカーフなどちょっとしたもので縛るのもいいなあと。縄じゃなくてリボンで縛るとちょっと可愛くなるかなと思うんです。
たまにはこんなのもどうかな、って感じで縛ってみて、いちゃいちゃするも良しちょっと強引にするも良し苛めるも良し。
動けないぶん怖いけど、ちょっと期待でドキドキしながら相手に身を委ねるような、そんな行為です。
でも両手縛られるってことはその後何をされても抵抗できないわけで、痛いことされるかも知れないし刺されるかも知れないし。
相手を信頼していないと出来ない行為なので、このタイプの緊縛ものを描く時はお互いラブラブってのが基本です。男の方も可愛さ余って色々したくなってちょっと縛ったり苛めたりするような。
たとえば監禁して、縛りあげて犯すとかいったシチュエーションもまあ嫌いではないですが(笑)ほとんど描かないです。
ハードになりがちな緊縛ものですが、最近ではもう勝手にしてあなた達と言いたくなるようなくらい甘い絵が描けないものかと思っています。

 

でもたまにはおしおきするようなものも描きたくなったり。

時には自分からおねだりしてみたり。

ラブラブなものから凌辱風味まで、色々なシチュエーションで描けるのも私にとってはたまらない魅力です。

今回ここで少しお話させて貰いまして、改めて私は緊縛という行為が好きで好きでたまらないんだなと思い至りました。
縛りものが好きと言うとドン引きされたりする事が結構あるんですが、そこまで特殊な行為ではないと思うんです。
ハードなものから可愛いものまで色々な趣向があるよ!と声を大にして主張したいです(笑)
何年も緊縛絵を描いていますが、結局は縛られた女性を見るのが好きで、自分が見たいものを描いて表現しているんだなあ、と。
これからも煩悩の赴くままに、様々な緊縛絵を描いていけたらいいなと思っています。
そして緊縛が好きだと思われる方がどんどん増えていったらいいなと。

 

拙い語りでしたが、いかがだったでしょうか。
最後までおつきあい下さった方々、また今回この機会を与えて下さったDAI様に心より感謝致します。ありがとうございました。

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