2013年2月18日

富山市長

 森 雅志 様                    

                               富山市議会日本共産党

                                市議会議員  赤星 ゆかり

                                市議会議員  中山 雅之

                               日本共産党富山地区委員会

                                地区委員長  上田 俊彦

                               市民生活相談室長 田中 彰

 

 

高すぎる国民健康保険料の

引き下げを求める要望書

【要望趣旨】   

 貴職におかれましては、市政の発展、市民生活におけるくらしと福祉の向上に、日

頃よりご尽力されていることに敬意を表します。

  さて、高すぎる国民健康保険料が市民の暮らしを圧迫し、病気になっても医者にかかれな

い深刻な状況をつくりだしています。「健康で文化的な生活」にまで食い込む高すぎる国民健康保険料は憲法25条に違反します。戦前の国保法は「相互共済の精神」が強調され、相互扶助・共済制度でした。戦後の国保法はこれを改め、第一条に「社会保障」と明記されました。国民皆保険の土台となる制度です。デフレ不況から抜け出すためにも、国民の所得を奪う負担増

の政策は見直すべきです。市民が安心して暮らせる市政を行ってください。

 

【要望事項】

・国民健康保険料の、2011年度一人平均一万円を超える引き上げに続く、2013年度のさらなる引き上げは止めてください。

・一般財源からの繰入を増やして、高すぎる国保料を大幅に引き下げてください。

・国に対して、国保料を引き下げ、国保財政を再建するため、国庫負担を計画的に引き上げるように働きかけてください。

・県に対して、国保料の引き下げへ独自の財政支援を行うように、働きかけてください。